「お金」に振り回されないために「お金」を知る②~金利とは?

お金の勉強をするにあたり、必ず出てくるのが『金利』のこと。

金利って皆さんどんなものだと認識していますか?

普段耳にするのって…

「銀行の金利が安すぎる」とか「バブルの頃は金利が良かったから銀行に預けているだけでお金が増えたのに」とか「ちょっとでも金利のよい定期預金を探そう」とか「住宅ローンの金利が今はすごく安い」etc…

こんなところでしょうか?

私も「金利」と聞くと正直銀行の預金の金利くらいしか思いつかない人でした。

ですが、FXを始めてから「金利」がいかに馬鹿に出来ないかを知るとともに、市場のメカニズムを理解する上でもとっても重要な知識だということが分かってきました。

普段、FX講座のなかでは金利について説明をしているのですが、今日はブログにまとめてみようかと思います。

 


◎金利を考える上でのポイント

①金利とはお金を貸した「お礼」だと考えると分かりやすい

人から何かを借りたらお礼に何か返したりします。例えば、お友達同士で本やCDなどを貸し借りした場合でも、感謝の気持ちとしてお礼にちょっとしたお菓子などを付けて返したりするのはよくあることだと思います。

個人間でもそうやってお礼の気持ちを何かしらの形で返したりするのですから、ビジネスとなると借りたものにその対価を支払うのは当たり前ということになります。

モノではなくお金を貸し借りする場合、そのお礼に相当するのが「金利」だと考えるとイメージしやすいのではないかと思います。

例えば花子さんが太郎さんに5万円を貸したとして、そのお金にプラス5000円を上乗せして返してもらった場合、1年間の金利は10%ということになります。

5000円(お礼)/50000円(貸したお金)=10%(←金利)

花子さんは、太郎さんにお金を貸した結果、1年後に貸したお金+お礼の合計55000円を返してもらったということですね。

私たちが住宅ローンを組む時は、銀行からお金を貸してもらっているので、そのお礼に金利を銀行に支払っていると言えます。

なので借りている側からすれば、金利が安ければ安い程、お礼として支払う金額が少なくて済むので、お得に感じますよね。


では、金利って一体どうやってその水準を決まるのでしょうか?

②借り手が多いと金利は上昇する

簡単に言ってしまうと、市場の原理である需要と供給の関係と同じですので、「欲しい!必要だ!」っていう人が多ければ金利は高くなるし、「今はいらないよ。あんまり必要じゃないよ」っていう人が多ければ金利は安くなります。

例えば、お金を借りてでも工場の設備投資をしたい、お店を建てたいという人が多ければ金利は上がります。でもお金を借りてまで設備投資はしたくないという人が多いと金利は下がります。

また、金利には”逆の役割”もあって、金利が下がったならお金を借りようかなという人が増え(住宅ローンとかはまさにそうですよね)、金利が上がったら支払わないといけないお金が高くなってしまうので、借りるのは手控えようかなという人が増えることになります。同じ100万円を借りても、金利が年利1%ならお礼として支払うのは1年で1万円ですが、もし金利が年利10%なら1年で10万円支払わないといけないことになります。その差10倍。これは借り手からすると大きな違いですよね。

こういった「借りようかな?やめておこうかな?」という借り手の意欲の話だけではなく、金利の上げ下げは世の中に出回るお金の流通量にも影響します。

世の中に出回っているお金の流通量をどーんと増やせば、有難みは薄れますよね。沢山あると価値が下がって金利は下がります。逆に世の中に出回っているお金の流通量がぐっと減らされると、その価値が上がるため金利も上がります。

こういったお金の流通量を日本では日本銀行が、世界各国ではその国の中央銀行が、調節することで、景気を刺激したり、冷却したりしようとしているのです。

ニュースで「景気刺激策として日銀が・・・」とかってよく耳にしますよね。あれは景気をよくするためにお金の流通量を増やして、金利を下げて、お金を使ってもらおうとしているわけです。そうして消費が増えると→企業も設備投資をしようと考えるようになる→お金を借りたい意欲が出てくる→借りる人が増える→金利が上がる(=好景気)という図式を狙っている訳です。


こうやって見ていくと金利をみれば今の景気がどうなのかが判断できるようになりますよね。金利は景気の体温だなんて言われる所以でもあります。

ちなみに金利は上記2つのポイントに加え、もう一つ「信用力」を反映するものでもあります。

 

③借り手の信用が低いと金利は上昇する

ドラマや漫画なんかで、銀行がお金を貸してくれないから、審査の甘い街金融でお金を借りて利子の返済だけで元本に手が届かず借金地獄…なんてシーンを見かけたことがあるかと思います。

取引相手の信用力、つまりお金を借りたい!という人に返済能力があるかどうか、その根拠があるかどうかが金利には反映されます。

例えば住宅ローンを組みたいと思った場合、必ず「審査」が必要になります。銀行に対して、勤務先や役職、勤続年数、年収を詳細に提出することが求められます。一般的に大手企業に勤めている年収600万円の会社員の方が、年収1000万円の自営業者よりもローン審査は通りやすい傾向にあります。

貸す側の金融機関からすれば、ちゃんとお金をコツコツ返済してくれるかどうかを判断する材料が必要になるのはまあ分かる話ですよね。この人はちゃんと返す能力があると判断された場合は、その信用度が高いほど金利は安くなる可能性があります。

逆にその用途が不透明であってもOKだったり、審査基準が甘いローンなんかは金利が高くなります。カードローンやらリボなんかは基本的に金利がすごく高いのはそういう理由からです。

(ここでは詳しく語りませんが、リボは絶対ダメです。借りている意識がないかもしれませんが、無意識の借金地獄です!)

 


こんな感じで金利って実は私達の生活にすごく関係するものなんですね。

金利のことが簡単にでもわかっていると、ニュースで言われていることや政治家の主張は本当なのか?とか自分なりに疑問を持ったり考えたりできるようになるので面白いと思います。

安部首相はGDPが上がった、株価も調子がいい、景気は回復していると言っていますが、だったらなんでいつまでたっても金利は上がらず個人消費は伸びないんでしょうね?

そんなことを考えながら、まあ景気がよかろうが悪かろうが利益を出せるFXはやっぱり最高だと思っている私なのでした(*’ω’*)

 

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